コンポストトイレで、よくお聞きする質問と答えです
合同会社コンポス技研のコンポストトイレについてお客様が質問された内容とその回答を整理し項目にしました。項目に該当しないご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせいただきましたら幸いです。
コンポストトイレにウォシュレット便座を付けることができますかなど
弊社のコンポストトイレは大小分離式の便器で、撹拌槽に尿が入らない仕組みになっています。また、便器からの尿は本体ケース前部の尿受け皿から、側面内側の尿配管から屋外に設置のタンクにはいりますので、30型、40型、50W型の機種の便器にウォシュレット便座が付けられます。洗浄水が便器に流れても尿と一緒に、外のタンクに貯まります。
冷気が入らないよう、断熱材を施工しています
排気装置から屋外に出す配管関係が付属します
水道から取水できれば、ウォシュレット便座も使えます
浄化槽の設置や、簡易水洗にしなくても、温水洗浄便座が使えます。便座はどのメーカーのものでも設置できます。
温水洗浄便座を弊社で取り付ける場合、2万5千円前後のものを付けています。機種が多く、価格帯もあるため、お客様の方で購入、取り付けて頂いても大丈夫です。
その場合、便座なし価格での販売となります。
コンポストトイレ、こまらんeトイレについての質問項目です
- 質問 1:価格を教えてください。また一日の処理能力について教えてください
- 質問 2:こまらんeトイレの特長はなんですか
- 質問 3:設置は、大工さんに依頼する必要があるでしょうか?
- 質問 4:トイレットぺーパーは使えますか?
- 質問 5:掃除は簡単でしょうか?
- 質問 6:維持管理にはどれくらい費用がかかりますか?
- 質問 7:臭いが気になりますか?
- 質問 8:尿タンクに貯まった尿の処理方法を教えてください?
- 質問 9:介護用にトイレとして使用したいのですが?
- 質問10:冬の使用は大丈夫ですか?
- 質問11:アフターケアについて教えてください。
- 質問12:製品の保証について教えてください。
- 質問13:購入までの手順を教えて下さい。
コンポストトイレ、こまらんeトイレについてのご質問と回答です
- 質問1の「一日の処理能力と標準的な価格を教えてください。」
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こまらん℮トイレは20型では一日の使用目安は2人程度、30型では3人から4人程度、40型では4,人から5人程度、50W型では5人から6人程度です。各機種の詳細は以下のとおりです。
機種 基材の投入量 処理能力 標準価格 20S2型 12リットル 2人で60回程度 13万2千円 20L2型 12リットル 2人で60回程度 16万5千円 20L8型 12リットル 2人で60回程度 16万5千円 30型 15リットル 3人で80回程度 18万7千円 40型 18リットル 4人で100回程度 17万6千円 50W型 22リットル 5人で100回以上 19万8千円 処理能力は気温等の条件により異なります 20型は2タイプ3機種ご用意しています
こまらん℮トイレ20型(1、2人用)は、一日の使用目安は2人程度です。
処理能力は撹拌槽に入れる基材12リットルで、季節にもよりますが50回か60回程度連続使用できます。
価格は、 20S型が13万2千円(換気装置はオプションになります)
20L型 ボトル使用で16万5千円、 20L型 タンク使用で16万5千円です。30型の一日の使用目安は3にんから4人程度です
30型は常設仕様のほか、本体横に5リットルタンクを置いてポータブル的な使用もできます。
30型の処理能力と価格ですが
処理能力は15リットルの基材で60回か80回程度です。
標準販売価格は、 18万7千円(送料、税込み)40型の一日の使用目安は4人から5人程度です
常設用のコンポストトイレです。菜園のトイレ、山小屋のトイレで使用されています。
40型の処理能力と価格ですが
処理能力は18リットルの基材で80回か100回程度です。
標準販売価格は、17万6千円 (送料、税込み)50W型の一日の使用目安は5人から6人程度です
ウォシュレットが使えるコンポストトイレは古民家のリフォームなどで使われています。
50型W処理能力と価格ですが
処理能力は22リットルの基材で100回程度です。
標準販売価格は、 19万8千円 (送料、税込み)コンポストトイレ、こまらんeトイレのウリは4つあります
- 質問 2の「こまらん℮トイレの特長はなんですか?」
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- シンプルな作り
尿分離式で、コンポストだけを手動で攪拌する方式です。
尿分離式なのでコンポストを乾燥することもなく、また攪拌槽を手動で攪拌器を回しますので、大きな電力を必要としません。FRP製品で、また大掛かりな機械装置もありませんのでメンテナンスも簡単です。 - 設置が簡単
好気性微生物の働きでコンポスト化します。その際に出る炭酸ガスと臭いを排気すると処理能力が向上します。工事は排気管と尿を屋外に出す配管を2箇所、壁に穴をあけるなどの設置工事が必要です。 - 冬場対策も安価
微生物は低温になれば活性が落ちます。冬場はコンポストトイレの弱点です。
攪拌槽が10度以下にならないよう保温する必要があります。
寒冷対策として、攪拌槽を50ワットの保温マットで保温し、50ワットの保温便座の余熱も取り入れますので、1時間100ワット程度の消費電力でまかなえます。 - 使用人数で機種を選択
住居用か、または週末のみの利用かの使用頻度から、1日あたりの使用される人数から、お選びください。
設置工事は簡単ですが、建物構造で依頼された方がいい場合があります
- シンプルな作り
- 質問 3の「設置は、大工さんに依頼する必要があるでしょうか? 」
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DIYで設置できます 。設置に必要となる基本的な部材はすべて同封されています。
DIYに不慣れな方、また建物にコンクリートが使用されている場合は大工さんに依頼してください。
詳しくは、以下のボタンからご覧ください 。コンポストトイレのメンテナンスに関する内容です
- 質問 4の「トイレットぺーパーは攪拌槽に捨てられますか?」
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酸性度が強いトイレットペーパーは攪拌槽に投入すると微生物の活動に影響があります。無漂白のトイレットペーパーをお使い頂ければ、撹拌槽に捨てていただいても問題はありません。そしてトイレットペーパーの分解の程度で、分解しないペーパーが多くなれば攪拌が重くなりますので、一時中止してください。
- 質問 5の「掃除は簡単でしょうか? 」
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掃除は簡単です。
使用後、撹拌槽に水が入らないよう気を付けていただき、便器に水を流すなどしていただくと尿の付着はありません。本体は濡れタオルなど柔らかい布で拭き取ってください。 コンポストの入れ替え時など、便器ユニットは本体ケースから容易に取り外せますので、屋外でも水洗できます。 またその際に、内側ケースを取り出し、全体の確認をしてください。
FRP製品、樹脂製品用保護剤を塗布されると表面に皮膜ができ汚れが付きにくくなります。
また、サンポールなど漂白系の洗剤は被膜を痛めますので使用にならないでください。 - 質問 6の「維持管理にはどれくらい費用がかかりますか? 」
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(1) コンポスト基材の主成はピートモス、バーミキュライト、燻炭です。50型の場合、最初、攪拌槽に基材を20リットル程度投入し、 基材が減ってくれば、定期的に酸性度調整済みのピートモスを投入します。
それぞれ50リットル入りの150リット基材セットが送料込みで5,000円程度で購入できます。
(2) 微生物を活性化させるための資材は、1キロ入りの「バイムフード」または、30リットル入り「土耕芯」がおすすめです。どちらもネット販売されています。「バイムフード」で送料込み2,000円 、「土耕芯」は送料込みで4,000円程度です。
微生物基材は通常は少量で十分です。活性が悪くなる冬場など、肥化が遅い場合、多い目に入れるなどしてお使いください。
(3) 保温などで電気を使用する場合、電気代がかかります。暖房便座が1時間50ワット、撹拌槽を加温する保温マットも 1時間50ワット とすれば、24時間使用の場合、約2キロワット、月60キロワットになります。
1キロワット20円とすれば、 電気代は1千2百円前後になります。冬場など必要な期間を5か月とすれば、年間6千円程度、掛かることになります。
排気ファンの使用電力は1時間1ワット程度ですので、月700ワット程度、年間10キロワットで年間で200円程度になります。(3) 年間維持費は、コンポスト基材セット7千円、電気代、寒冷対策をした場合 、年間6千2百円、寒冷対策をしない場合、年間200円になります。
トイレの臭いはありますか
室内の壁に排気装置を取り付け、ダクトホースでトイレ本体につなぐと、撹拌槽が換気され、分解の促進、臭いの排気に役立ちます。室内用、介護用として使用される場合に使用します。
トイレ本体の背面が屋外になる場合、本体背部の排気装置から塩ビ管で屋外に排気されます。トイレ本体の側面に屋外が来る場合の排気装置もご用意しています。
- 質問 7の「臭いが気になりますか?」
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「使用方法と注意事項」に沿ってご利用いただければニオイの心配ありません。
万が一の臭気が発生しても、換気装置が機能するので室内でニオイを感じることはありません。
臭いがするようであれば、分解が進んでいない証拠ですので、コンポストの状態を確認してください。 - 質問 8の「尿の処理方法を教えてください 」
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タンクに貯まる尿の目安は、一人一日の排尿量を1リットルとすれば、そしてタンクの大きさを20リットルとすれば、一人の場合20日、4人家族であれば5日で一杯になります。使用人数が多くなれば、処理は大変だと思います。
処理方法は、
1 尿を5倍から、10倍、水で希釈して畑に撒く。撒く量は、100から200リットル 撒くことになります。100平米程度の畑が必要かもしれません。
2 コンポスターに枯れ草、生ゴミを入れているところに、コンポストトイレのコンポスト と一緒に尿も入れる。希釈せず入れられるので、大きいコンポスターであれば、毎日入れ るのも大丈夫かと思います。無理な場合、畑に撒くことになります。
3 尿だけを市町村のし尿回収に依頼する方法です。定期的に回収してもらう方法と、
タンクが一杯になれば依頼する不定期の回収方法があるようです。500リットル程度の 農業用タンクを使用した場合、100リットル1千円とすれば、500リットルで5千円 です。
なお、既存の便槽を尿専用のタンクに使用されればタンクの購入費用は不要です。4 敷地が広い場合、生活排水と一緒に土壌浸透処理をする方法があります。できれば、浄 化槽を設け生活排水と一緒に処理するのが一番いいと思います。
- 質問 9の「介護用にトイレとして使用したいのですが? 」
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介護用トイレとしてコンポストトイレをご使用される場合、弊社では、こまらん℮トイレ20型をお勧めします。20型は8㍑のタンク仕様と2㍑のボトル仕様をご用意しています。
コンポストトイレの寒さ対策
- 質問10の「冬の使用は大丈夫ですか? 」
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寒冷地でもご利用いただいています。
・換気パイプの室外部分は、凍結・結露を防ぐために短めに設置し、保温材を巻きます。
・寒冷地でお使いになる場合は、撹拌槽を加温する保温マット(追加代金1万円)を取り付けてください。
そして尿分は室温マイナス4~5度で凍ります。屋外でホース内が凍らないよう保温処理をしてください。
・夜は本体に毛布などをかけて保温するのも効果的です。低温により分解が遅れる場合には、促進剤、発酵補助剤をご使用ください。
詳しくはお問い合わせください。アフターケアーにつきましては誠心誠意で当たらせていただきます
- 質問11の「アフターケアについて教えてください。」
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お買上げ後の設置・使用に関するご相談・アフターケアにつきましても、精一杯対応させていただきます。
お気軽にご相談ください。
微生物の働きに依る分解・堆肥化は、使用状況により進行速度・達成度が異なります。
万が一,臭気や、ハエなどの侵入・発生の可能性はあります。事前にご理解ください。
ハエ等の対応策として「無農薬、虫寄らず」などの忌避剤をお試しください。
- 質問12の「製品の保証について教えてください。」
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故障・破損などがあった場合にも対応させていただきます。
お買い上げ日より5年間以内の故障・破損について、無償で修理等いたします。
また、状況により修理費用および送料をユーザー様に負担いただく場合があります。
【免責事項】
保証期間内であっても、使用上の誤りや不当な改造があった場合や、その他 定められた免責事項に当てはまる場合には、保証の対象外となることがあります。ご了承ください。「特定商取引法に基づく表記」については
コンポストトイレのお届けまでの流れはまずは、お見積りからお願いします
標準販売価格は目安です。お付けになる便座、お使いになる地域、設置場所の配置等で仕様が異なります。
- 質問13の「購入までの手順を教えて下さい。」
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1.お客様のお使いになる状況(設置される場所、お住いの地域等)をお聞きして、見積書をご提示させていただきます。
2.見積書でのご注文が決まりましたら、お客様のお届け先、配達希望日、連絡先をご記入していただくオーダーフォームをお送りします。注文書として返送していただきましたら、製作に取り掛かります。
3.発送できる段階になりましたら、仕上がりを確認していただく写真と一緒に振込先を記載した請求書をお送りします。
4.ご入金が確認できましたら、ご指定の送り先に商品を発送させていただきます。