コンポストトイレの選定基準は一日の使用人数から、設置する場所から

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20型タンク仕様は、1、2人用の大小分離式のバイオトイレです。ポータブルで室内、野外でも使えます

コンポストトイレの能力は、大便を処理する撹拌槽の大きさで決まります。投入するコンポスト基材の成分によっても違いますが、こまらんeトイレは1、2人用の場合、12リットル程度、3、4人用は15リットル程度、4、5人用は18リットル程度、5、6人用なら22リットルが目安です。

2リットルのボトル型尿タンクがコンポストトイレ本体フロント部に収納されています

20S型は、横幅が39センチ、奥行きが53センチ、便座までの高さは、43センチとコンパクトに作られています。

奥行き53センチ、横幅39センチ、便座までの高さ43センチとコンパクトなコンポストトイレです。大小分離の便器で撹拌槽には尿が入りません。便器の前方から下に収納されている2リットルタンクに入ります。

持ち運びが楽なので、野外活動にご使用できます

  • 撹拌槽に入れるコンポストの容量は12リットルです。
  • ハンドルの直径は20センチを使用しています。
  • 重量は約10キログラムで持ち運びできます。
  • 排気装置はオプションで付けることも可能です。
  • 取り替え用の2リットル尿ボトル1個、付属します。
20型のフロント部には2リットルタンクが収納されています。便器からの尿を受けます。

便器から落ちる尿を2リットルボトル型タンクで受けませす。タンクは半透明で、尿の量を確認できます。

2リットルタンクの交換は、タンクの下にあるフォルダーを引き、タンクを一段下げます。あとはフォルダーごと外します。

タンクの交換は、タンクの中に便器の排出管が入っているので、一旦、タンクの下の受け皿を引き、タンクを下ろし受け皿ごと取り出します。。

便器底には開閉扉が付いています。開閉操作は左手側のハンドルレバーで行います。

便器底には開閉扉が付いています。開閉は右手側のハンドルレバーで操作します。

本体ケースから撹拌槽を引き出す際は、撹拌器の輪っぱ式ハンドルを外します。

撹拌槽を取り出す際は、先に撹拌ハンドルを抜き、撹拌槽をケースから取り出します。FRP製品ですので、水洗いが容易ですが、サンポールなどの塩素系洗剤は被膜を痛めますので、中性洗剤をお使い下さい。また、ポリメートなどの保護剤を塗布されますと汚れが付きにくくなります。

2リットルタンク式のコンポストトイレですが、一回り大きくすることで機能が追加できます

20L型は、横幅41センチ、奥行き57センチ、便座までの高さが45センチと20S型より一回り大きくなっています。
寝室など、介護用としてお使い頂いています。

2リットルボトル仕様のこまらんトイレ20L型です

20S型より大きめの本体に、2リットルタンクが収納されます。
ボトルの交換方法は、20S型の場合と同じです。
排気は壁用排気装置と本体をダクトホースでつなげます。
ベットサイド用など室内で使用できます。

便器底の背景扉は用を足す時、左手側のハンドルレバーを引き上げ、扉を開けます。小便をするときは、撹拌槽に尿が入らないよう、扉を閉めたままにします。

暖房便座を付けることができます。

付属の壁用排気装置です。排気本体からダクトホースで本体背面の穴に差し込みます。

排気装置が付属しています。壁に排気ファンを付け、排気ダクトを本体背面に差し込んで、お使い下さい。

壁用排気装置は内側に排気ファンの本体が、壁の中は直径60ミリの塩ビ管が、屋外側にステンレス製ガラリが付きます。

壁付式排気装置について

付属品は、排気ファンのプラスチックケース、AC-DCアダプー、雨よけフード、壁を通す60ミリ排気管、内径38ミリのダクトホース

設置手順は、屋外側にステンレス製雨よけフード、壁内に設置する排気管、室内側に排気ファンのケースを取り付けます。

ステンレス製ガラリは雨水が入らないよう防水処理をします。

防水処理が必要です

外壁にステンレス製雨よけフードを付ける際は、水が浸透しないよう防水処理をしてください。

コンポストトイレ、20L8タンク型は寝室、二階のトイレに、別荘、山小屋のトイレとして使えるトイレです

20L型8リットルタンク式は、20L型2リットルタンク式と大きさは同じです。
2階のトイレ、寝室のトイレに、山小屋、別荘など不定期に使用するトイレに適しています。

20型のLタイプで8リットルの尿タンクが本体に収納されています。フロント部には尿の量を確認するのぞき窓があります。

タンク収納式のコンポストトイレです

1,2人用の撹拌槽と8リットルの尿タンクがケースに収められ、上に便器・便座が載っています。排気装置が付属します。

  • 本体フロント部にタンクの尿量を見るのぞき窓を設けています。
  • 撹拌槽の下に保温マットを入れて加温できます。
  • 直径25センチの回転ハンドルで撹拌します。
  • 暖房便座を付けられます。
本体右手側面には、撹拌器を回す輪っぱ式ハンドル付いています。

右手側面に撹拌するハンドルが付きます。座ったまま回せます。

左手側には便器底の開閉扉を操作するハンドルレバーが付いています。

左手側面に、便器底の扉を開閉するハンドルレバーがあります。

撹拌槽と尿タンクの様子です。

撹拌槽の前側に8リットルタンクが入ります。

撹拌槽のしたに撹拌槽のコンポストを冷やさないようにする保温マットを設けることができます。

撹拌槽の下に撹拌槽を温める保温マットを付けることができます。

タンクを本体ケースから外した様子です。

撹拌器の様子。

撹拌槽と尿タンクの配置の様子です。

撹拌槽と8リットルタンクの様子。

コンポストトイレ、こまらん℮トイレ30型は3人から4人用として使用でき、災害仕様で届いた時から使えます

30型は、横幅が45センチ、奥行きが65センチ、便座までの高さは、46センチで、常設用として作られていますが、すぐに使いたいとき、場所を変えて使用するときも5リットル尿タンクを本体横に置き使用できます。

こまらんeトイレ30型

左手側面には、直径25センチの輪っぱ式ハンドルと、排気装置用の電源コンセントが付きます。

撹拌槽には16リットル程度の基材を入れます。

撹拌槽の下に内側ケースがあります。

ケース本体は保温処理をしています。ケース前側に便器からの尿が入る尿受け皿、右手側面には屋外に出す尿配管、後部には排気装置が設置されています。

非常用の5リットルタンクが付けられます。受け取ったときから直ぐに使えます。

携行タンクを使い、排気装置を付けずに使用できます

届いたときから使用できます。また災害用として、場所を移して使用する場合、尿を携行タンクに入れることができます。
攪拌槽に入った便はコンポスト基材に混ざって、微生物の働きで分解されコンポスト化します。
分解には酸素が必要で、排気することで攪拌槽に空気を供給します。
すぐに排気装置を作動する必要はありませんが、早い目の工事をお勧めします。

本体背部には標準仕様の排気装置、尿パイプです。

常設は付属の排気管、尿配管を屋外に出します

尿配管で屋外のタンクに貯めます。
排気管、尿配管を壁に穴を開けて、屋外に出します。
尿は、20リットル程度のタンクを使用すると持ち運びが容易です。

便器底を開閉する扉です。用を足すときに開け、小便をされるときは閉じたままご使用下さい。

便座は標準仕様で、普通便座が付きます。暖房便座、ウォシュレット便座も付けることができます。

コンポストトイレ、℮トイレ40型は4人から5人用で、丈夫なつくりです

大きさは、30型と同じサイズですが、30型の撹拌槽を2割ほど大きくしました。コンポスト基材は20リットル程度入れます。くみ取り式トイレの改修、菜園のトイレなどお使いいただけます。

40型は側面にハンドルがなく、フロント部ハンドルが付きます。

こまらんeトイレ40型

設置工事が簡単なコンポストトイレです

コンポストトイレなら、浄化槽の設置も、水回りの配管も不要ですので改修費用の節約につながります。こまらんeトイレ40型 でくみ取り式トイレのニオイ、し尿処理の問題が解決できます。設置作業は簡単で、排気管、尿配管を外に出すだけです。

撹拌槽の撹拌器は縦型です。

撹拌器を回すハンドルはフロント部に付きます。

撹拌するハンドルはトイレ本体フロント部に付きます。

コンポスト基材の入れ替え要領は簡単です

一度、セットすれば季節によりますが、おおよそ、100回程度連続使用できます。交換の目安は使っていると基材が詰まってきて重たくなります。回しづらくなれば交換時期です。また、コンポストは適度な水分が必要です。しばらく使用しない場合、基材が乾燥していれば、少量の水を加えてご使用下さい。

こまらんeトイレで使用するコンポスト基材はピートモス、バーミキュライト、籾殻くん炭の三種類です。40型に入れる量は約、20リットルです。

使用するコンポスト基材は、pH調整したピートモス、軽石のバーミキュライト、そして籾殻くん炭を同量使用します。40型の場合約20リットル入れます。

気温が下がると分解が悪くなります。促進剤を入れ、微生物の活性を促します。

冬場など、分解が悪いときは、コンポスト基材に微生物基材を少量加えます。

排気装置関係、尿配管関係の付属品です。

工事手順

  • 付属品の確認と必要な道具を準備します。
  • 型紙で排気管、尿配管を壁に開ける穴を決めます。
  • ホールソーがある場合、穴の中心に下穴を開けます。
    ない場合、4,5ミリのドリル歯で穴の周囲を開けます。
    モルタル壁の場合、コンクリ用のホールソーが必要です。
  • 外壁が見えましたら、外壁に開ける穴の中心をドリルで開けます。
  • 屋外側でドリル穴に合わせて、ホールソーで穴を開けます。
    ない場合は、穴を中心に円周を書き、ジグソー等で開けます。

コンポストトイレ、℮トイレ50W型は5人から6人用で、トイレの改修に利用されています

大きさは、40型と同じです。撹拌槽を大きくし、攪拌器を横向けに配置、2連にしました。通常は前側の輪っぱ式ハンドルを使用し。コンポスト基材の調整で後ろ側のハンドルを使用します。
古民家のトイレをコンポストトイレにされる方が増えています。設置工事が簡単なこまらんeトイレは、暖房便座、ウォシュレット便座も設置できます。

50W型は40型の本体ケースをそのままにして、撹拌槽を大きくし、処理能力を上げています。

こまらんeトイレ50W型

コンポストトイレにウォシュレットが付けられます

くみ取り式をコンポストトイレにとお考えの方で、ウォシュレットも付けたいと思われている方にオススメです。
こまらんeトイレ50W型 でくみ取り式トイレでのニオイ、くみ取り処理の問題が解決できます。
浄化槽の設置も、水回りの配管工事も不要です。設置作業は排気管、尿配管を外に出すだけです。

コンポストトイレ、50W型の攪拌機の仕組み

撹拌槽内の撹拌器は2連設け、前側が主体で後方の撹拌器はコンポストを寄せたりする補助的なものです。

2連の撹拌器で処理能力を上げました。

左手側面には後列の撹拌器を回すハンドルがあります。また、便器には扉の開閉レバーが付いています。

調整用の、補助ハンドルです。

二重ケースで撹拌槽内のコンポストを保温します

内側ケースも40型と同じものです。

内側ケースで外部からの冷気が入らないようにしています。

本体ケースの配置も40型と同じです。

本体ケース前側に便器からの尿が入る尿受け皿、右手側面に屋外に尿を送る配管、後部に排気を出す排気装置があります。ケースに断熱材で保温処理をしています。

50W型は撹拌器を横向けにしたことで、撹拌を座って行えます。暖房便座、ウォシュレット便座を付けられます。

50W型は使いやすさを追求したコンポストトイレです

  • 便座までの高さ46センチと無理なく座れ、また大き目の便器でストレスなく用を足せます。
  • 分解で発生した水分と二酸化炭素は排気装置で攪拌槽から吸い出され、排気管から屋外に排出されます。撹拌槽の換気で大便の分解時のニオイもありません。
  • 大便は撹拌槽に、尿は専用タンクにと大小を分けるので不快なニオイの発生はありません。
  • 大きめの便器で暖房便座、温水洗浄便座も付けられます。

まとめ

コンポス技研のコンポストトイレは、1、2人用のこまらんeトイレ20型3機種、3、4人用の30型、4、5人用の40型、そして5、6人用の50W型と4タイプ、6機種を取り揃えています。

こまらんeトイレの処理能力と価格です

1 処理能力は基材12リットルで、一日の回数1,2回、連続使用回数、50回か60回程度です。
   20S型が13万2千円(換気装置はオプションになります)
   20L型 ボトル使用で15万4千円、 
   20L型 タンク使用で16万5千円です。
2 処理能力は基材16リットルで、一日の回数3,4回、 連続使用回数、 80回程度です。
   30型 は17万6千円です。
3 処理能力は基材20リットルで、一日の回数4,5回、 連続使用回数、 100回程度です。
   40型は17万6千円です。
4 処理能力は基材24リットルで、一日の回数5,6回  連続使用回数、 100回から120回程度です。
   50W型は18万7千円 です。 

お問い合わせは:合同会社コンポス技研 0740-36-1295 までお願いします。

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