ボイラー機能付きクッキング薪ストーブ

ボイラー機能のクッキング薪ストーブのご紹介です
オーストラリアのストーブメーカー、オーストラリのメタルダイナミクス社製で、
オーブン付き、そしてボイラー機能が装備されたクッキング薪ストーブです。
コンパクトでスタイリッシュですので、居間でも、キッチンでもご使用できる薪ストーブです。
■サイズ;高さ91㎝、幅70㎝,奥行き56㎝ 重量200㎏ 煙突口径15㎝

ストーブ外寸が高さ92、幅70、奥行き56センチで暖房と料理が両立するつくりです
一般の薪ストーブより少し大きめです。
上部の燃焼室のスペースも十分で、40センチの薪がご使用いただけます。
グルメクッカー1 (960x1280)
ボイラー機能について、
オプションとして、3種類のボイラー機能が用意されています。
50、100、200リットル程度のタンクに対応できるウォータージャケットが
燃焼室背面に装備できます。
貯湯タンクはその機能にあったものを用意する必要がありますが、
貯湯タンクをストーブ設置位置より上階に置くことで、
ウォータージャケットに入る水がタンクから落ちてきて、温められたお湯が上に行く構造ですので、
循環ポンプと言った設備は必要なく、配管するだけです。
背面10 (960x1280)
ストーブの構造は
上段が燃焼室、下段がオーブンしつです。
燃焼室について
扉は、大きく中の様子がわかりやすいガラス扉です。
燃焼室の扉は、横44、縦26センチの耐熱ガラスが使用されています。
扉の下方には、一次燃焼用の空気口が、扉の上方には、二次燃焼用の空気口が設けられています。
それぞれのレバーの開け閉めで、火力調整ができます。
内部は、すべて6ミリ厚の鉄板を完全溶接しています。
また、内側の鉄板は耐火断熱材と耐火煉瓦の2重で保護されています。
直接、高温の熱が鉄に当たらず、鉄板が痛まないので長くご使用になれます。

そのため火床はやや狭くなっていていますが、
幅45、奥行き32センチの広さがありますので、薪は40センチサイズが使用できます。
燃焼室4 web
オーブン室について
オーブン室は燃焼室の下が理想で、オーブン室がこの薪ストーブのウリです。

燃焼室の下に設けられているので上方からの熱源によって、
オーブン料理の善し悪しである焦げ目がいい具合につきます。
また、オーブンサイズは通常の電気レンジより大きいので、幅44、奥行き35、高さ30センチと
あらゆる料理に対応できます。

温度管理は、扉の温度計を目安に、2ヶ所の空気口レバーで調整します。
扉下方の調整口の開閉と煙突ダンバーレバーで容易に行うことができます。

オーブンの扉には、
横44、縦28センチの強化ガラスが使用されていて、料理の進行具合がよくわかります。

温度調整は扉下方の調整口の開閉と煙突ダンバーレバーで
容易に行うことができます。
オーブン外観3 web
オーブンの使い方として
レールも4段階になっていますので、温度の調整が細かく行えます。
上部が高温になりますので、料理の仕上がり具合でレールの位置を変えて使用します。

標準付属品;トレー(42×32センチ)、網(サイズ同上)各1枚

ボイラーについて
ストーブ背面に接続配管が出ています。
その裏側、ストーブ燃焼室の奥にウォータージャケットが内蔵されています。
タンクに接続しない場合はそのままにして、お使いください。

ボイラーとして使用される場合、ウォータージャケットの大きさに合った貯湯タンクを用意し、
ストーブの使用階より上階にタンクを設置、配管に接合後、保温材を施工してください。

■タンクの設置例
タンクの設置場所は、必ず、2階か屋根裏の上階です。
タンクからウォータージャケットに入った水は、熱せられると高さ約7メートルまで上昇します。
太陽温水器との組み合わせも可能です。

■煙突について
ストーブが良好に燃焼するには、空気がスムーズに流入ることが重要で、
そのためには煙突内で、暖まった空気(煙)が軽くなって上昇する、
ドラフト現象が効率よく起っていることがポイントになります。

排気温度が高温であれば、煙がスムーズに排出され、ストーブの出力、
熱効率も良くなり、煙突内部に煙の不純物(スス、タール等)も付着しにくくなります。

できればすべて断熱材入りの二重煙突で施工するのがベストですが、
少なくても壁または天井貫通部分、小屋裏と外気に触れる部分だけでも、
断熱性能の高い二重煙突での施工が必要です。
そして二重煙突の最大のメリットは煙突火災の危険がなくなることです。

次に重要なのは、煙突トップの形状です。

おススメは、雨仕舞いのしっかりした施工が求められますが、
煙突の効率、メンテナンス、そして体裁の面から、丈夫なチムニータイプです。