コンポストトイレ、こまらんeトイレは4,5人用です

コンポストトイレで古民家改修、トイレの臭いはありません

コンポストトイレなら、浄化槽の設置も、水回りの配管も不要ですので改修費用の節約につながります。トイレの臭いも解決します。こまらんeトイレ40型 でくみ取り式トイレの臭い、し尿処理の問題が解決できます。設置作業は簡単で、排気管、尿配管を外に出すだけです。

コンポストトイレ、こまらんeトイレは便所のスペースに置ける大きさです

くこまらんeトイレ40型は、くみ取り式の便所の床を張り替え、排気管、尿配管を出すだけで、すぐに使えます。
横幅;45センチ、奥行き;65センチで、便座までの高さは46センチの大きさです。

4人から5人用のコンポストトイレです。攪拌器を縦向きに配置してますので、撹拌はトイレの前で回します。
左手側面は撹拌槽を加温する保温マットの電源確認窓、AC-DCアダプターのジャックがあります
左手側面には便器底にある開閉扉を操作するハンドルレバーがあります。
40型の左側面の便器左手側に便器底の扉を開閉するハンドルレバー

コンポストイレの仕組み

大便の成分の80%が水分で、20%が食べ物、腸内微生物等の残渣成分と言われています。
コンポストトイレは、この残渣成分を好気性の微生物がコンポスト基材の中で、水分と炭酸ガスに分解し、大便のほとんどを消してしまうトイレです。こまらんeトイレは尿分離式便器で大便を撹拌槽に、尿は専用タンクに貯める仕組みになっています。

こまらん℮トイレ40型は使いやすさを追求したコンポストトイレです

  • 便座までの高さ46センチと無理なく座れ、また大き目の便器でストレスなく用を足せます。
  • 分解で発生した水分と二酸化炭素は排気装置で攪拌槽から吸い出され、排気管から屋外に排出されます。撹拌槽の換気で大便の分解時のニオイもありません。
  • 大便は撹拌槽に、尿は専用タンクにと大小を分けるので不快なニオイの発生はありません。
  • 大きめの便器で暖房便座、温水洗浄便座も付けられます。
40型は縦向きに撹拌器が付いています。
本体フロント部に撹拌ハンドルが付きます。
40型は正面に撹拌ハンドルが付きます

撹拌器を回すハンドル

背面に排気装置が付きます。トイレ後方が屋外の場合、壁を介して外に配管します。

排気装置と付属品

便座が選べます、標準は普通便座、お好みで暖房便座、ウォシュレットが付けられます

40型野便器には普通便座が標準仕様です。
普通便座
暖房便座が付けられます。
暖房便座
ウォシュレット便座が付けられます。
ウォシュレット便座

コンポストトイレ、こまらんeトイレは設置が簡単です

こまらんeトイレは、4つのパーツから構成されています。本体ケース、内側ケース、撹拌槽、便器ユニットです。
まず、本体ケースを設置される場所に置きます。配管関係の工事が終われば、あとは順番にケースに収めます。

本体ケースの前方に便器からの尿を受ける尿受け皿、側面に尿を屋外に出す尿配管、後部に排気装置が付きます。
本体ケース
内側ケースで保温効果を高めます。
内側ケース
撹拌槽にはコンポスト基材18リットル程度を入れます。
撹拌槽
本体ケースに載せる便器です。本体ケースからは便器後部の取手と便器前側下の縁を持って引き上げます。便器はウォシュレット便座も付けられます。
大小分離の便器

設置される場所の状況、建物構造の種別(木造、コンクリート)等で難しい場合もありますが、壁に排気管用の75ミリの穴と尿配管を通すためのカバーとしての塩ビ管用の穴35ミリを開け、本体を動かないようビス固定する程度です。

40型に付属する部材です。付属品だけで排気管、尿配管を設置できます。

工事手順

  • 付属品の確認と必要な道具を準備します。
  • 型紙で排気管、尿配管を壁に開ける穴を決めます。
  • ホールソーがある場合、穴の中心に下穴を開けます。
    ない場合、4,5ミリのドリル歯で穴の周囲を開けます。
    モルタル壁の場合、コンクリ用のホールソーが必要です。
  • 外壁が見えましたら、外壁に開ける穴の中心をドリルで開けます。
  • 屋外側でドリル穴に合わせて、ホールソーで穴を開けます。
    ない場合は、穴を中心に円周を書き、ジグソー等で開けます。

メンテナンスが容易なコンポストトイレです

こまらん℮トイレ40型は約18リットルの基材て約100回程度、連続使用できます。使用頻度が少なければ、100回以上連続使用できます。

FRP製品ですので、丈夫で長持ちしますが、お手入れとして、ポリメイトなど保護剤で塗布して下さい。汚れも付きにくくなります。

コンポスト基材の入れ替え時など、定期的になメンテナンスをお願いします。
水洗い後は、柔らかい布で拭き取り、合成樹脂保護材(ポリメイト)などを塗布して下さい。汚れが付きにくくなります。

維持費がお得なコンポストトイレです

維持費は、コンポスト基材の他、微生物基材、電気代がかかります。
年間維持費として、コンポスト基材セット7千円、その他、寒さ対策で電気を使用した場合、年間、電  気代6千円程度です。

コンポスト基材は3種の基材を使用します。

コンポスト基材

弊社のオススメしています基材は、pH調整済のピートモス、バーミキュライト、籾殻くん炭です。50リットル入れの基材3種3個、送料込みでおおよそ、5千円です。1回あたり20リットル使用すれば約8回分になります。うまく行けば1年間持つかもしれません。
コンポスト基材として、おがくず、籾殻、腐葉土等、安価なものを利用できるかもしれません。撹拌状況、コンポスト化の状況を見ながらお試し下さい。

季節によって、促進剤を使用して下さい。

微生物基材

1キロ入りの「バイムフード」または、30リットル入り「土耕芯」がおすすめです。どちらもネット販売されています。「バイムフード」で送料込み2,000円 、「土耕芯」は送料込みで4,000円程度です。
微生物基材は通常は少量で十分です。活性が悪くなる冬場など、肥化が遅い場合、多い目に入れるなどしてお使いください。

寒冷な地域でお使いの場合、撹拌槽を温める保温マットを使用して下さい。

電気代

暖房便座の消費電力は1時間50ワット、撹拌槽を加温する保温マットも 1時間50ワット とすれば、24時間使用の場合、約2キロワット、月60キロワットになります。
1キロワット20円とすれば、 電気代は1千2百円前後になります。冬場など必要な期間を5か月とすれば、年間6千円程度、掛かることになります。
排気ファンの使用電力は1時間1ワット程度ですので、 年間2百円程度です。

こまらん℮トイレ40型の運用ガイドを準備しています

設置方法と使用前の設定方法、コンポスト基材の作り方と基材の購入先、使い方と使用上の注意事項についてのマニュアルをご用意しています。

こまらん℮トイレ40型の価格ですが

標準価格;176,000円(送料、税込みの価格ですが、お使いになる便座、設置方法等により価格が異なります。お見積りさせていただきます。)
コンポスト基材セット(3種150リットルのコンポスト基材と微生物基材1キロで7千7百円)をご用意しています。

説明書をご用意しています。ご不明なことがありましたら、お気軽にお問合わせください。